腰痛が辛い理学療法士必見!負担が少ない職場の探し方3つのポイント

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● 理学療法士を続けたいけど腰が辛い・・・
● 負担が少ない職場の探し方を知りたい

このような悩みや疑問を持っていませんか?
白星ら(2017年)は、理学療法士の仕事に就いてからの腰痛発生率は78.0%と高い割合で発生し、さらに腰痛により休業したことがあると回答した割合は9.5%にも達していると報告しています。

しかし、理学療法士の仕事を辞めるわけにはいかないので、少しでも腰に負担が少ない職場を探したいと考えている方は多いと思います。
そこで本記事では、理学療法士が腰痛などの身体への負担が少なく働ける職場探しのポイントについて紹介していきます。

腰の負担が少ない職場の見極め3つのポイント

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理学療法士として腰の負担が少なく働ける職場であるか見極めるためには、以下3つのポイントを確認することが大切です。

【腰の負担が少ない職場の特徴】
1.移乗・立位での介入が少ない
2.ノーリフトの環境が整っている
3.負担軽減に向けた風土が整っている

それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。

1.移乗・立位での介入が少ない

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上でも紹介した白星らの報告によると、理学療法士の業務で腰に負担になる動作は「移乗動作(回答割合57.0%)」であり、約2人に1人は移乗介助が負担と答えています。
その他の報告でも、同じく移乗、さらに立位・歩行介助が負担になるとの回答が多く、腰痛を発生・悪化させないためには、これらの介助が必要となる職場を避けることが重要といえます。

そのため、極力自立度が高い方が入所・利用する施設やデイケア、外来で働くことがポイントとなります。
実際に、介助の多い病院から自立度が高い方が利用する通所分野に転職することで身体介助が少なくなり腰痛なく働けられるようになったとの声は多く聞かれます。

2.ノーリフトの環境が整っている

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上記の通り、移乗・歩行介助が必要となる職場は腰痛が発生しやすいですが、それでも病院・施設で働きたい場合には、要介助者を持ち上げて移乗・移動させないノーリフトという考え方を取り入れている職場を選ぶことをおすすめします。
最近ではノーリフトの実現に向けて、トランスファーボードやシート、移乗サポートロボットなどを多く導入してスタッフの身体を守ろうと考えてくれる職場が増えています。

そして、理学療法士の業務としてはどうしても立位・歩行練習が必要となりますが、免荷装置を導入して積極的に用いている職場も増えてきています。
このような機器が充実している職場は、スタッフの身体負担の軽減に向けた働き方改革に前向きに取り組んでいるため、職場選びの際にはぜひ確認したいポイントといえます。

3.負担軽減に向けた風土が整っている

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しかし、機器がそろっていてもスタッフの負担軽減に向けて考え方が浸透していない職場も少なくありません。
その原因は、管理職者の負担軽減に対する意識不足やスタッフ教育の不十分さがあり、腰痛に配慮して担当を振ってくれない、介助機器はあるが使いにくい風土となっている、ひどい職場では管理職がスタッフの腰痛状態を把握していないこともあります。

また、経営方針から単位取得が重視され、忙しすぎる職場、重症者であっても2人介助を行うことが許容されない職場は特に腰痛発生率が高く、離職率も高いため避けるべき職場といえます。
このように、管理職・経営者の考え、職場の風土は腰痛に大きく関連するため、職場選びの際には必ず確認したいポイントです。

負担が少ない職場か確認する最適な方法

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しかし、自立度が高い患者・利用者さんが多いのか、ノーリフトや負担軽減に向けた考え方が職場内で広まっているのかを各職場に個人的に確認することは難しいです。
そこで、転職サイトを利用して求人先に身体的に負担が少ない職場を探してもらう方法をおすすめします。

特に1万件以上もの理学療法士求人を保有する大手転職サイト「PT・OT・STワーカー」、「PT/OT人材バンク」、「マイナビコメディカル」はあなたの希望する条件を求人先に確認し、希望にマッチする職場を紹介してもらえます。
完全無料で利用でき、求人案内だけでなく履歴書の添削や面接の練習、日程調整、条件交渉も行ってもらえるため利用者満足度が非常に高い転職サイトとなっています。

理学療法士に人気の転職サイト
PT・OT・STワーカー
公開求人数が最多で選択肢が豊富
PT/OT人材バンク
良質な求人が多く、年間1.1万人が利用
マイナビコメディカル
マイナビが運営する充実のサポート体制

転職サイトの登録から転職までの流れ

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きっと、転職サイトを利用することがはじめてという方が多いと思います。
そこで、簡単に登録から転職までの流れについて紹介していきます。

① 利用登録をする

まずは、上で紹介した利用者満足度が高い転職サイトの利用登録画面にて、電話番号やメールアドレス、転職先に求める条件などを1~2分程度で入力できる簡単な情報を入力します。
希望条件が漠然としている方はとりあえず思いつくことを入力する程度で現時点では問題ありません。

比較などを重ねて自分が働きたいと納得できる転職先を見つけるには数ヶ月~半年かかることもあります。
少しでも転職を考えている場合は早めに登録しておくことをおすすめします。

② 初回のカウンセリングを受ける

登録当日~数日の間に転職サイトから電話があり、転職時期や現在の悩みなどを確認してもらえます。
カウンセリングというと気構えてしまいそうですが、転職サイトのスタッフは経験豊富な方が多く、色んな角度から今の悩みを聞き取ってくれますので質問に答える程度でも問題ありません。

このカウンセリングの中で自分だけでは気付けなかった悩みがはっきりしたり、誰にもいえなかった悩みが言えて肩の荷が下りて安心できたという方も少なくありません。
まずはあなたが抱えている今の悩みや希望を伝えてください。

③ 随時、相談・求人の紹介を受ける

初回もしくは数回のカウンセリングを基にあなたの転職先に求める条件を満たした求人を随時メールもしくは電話にて案内してもらえます。
気に入れば詳しく条件を聞いたり、ピンとこなければあらためて探してもらうことができます。

色んな求人を見る中で希望する条件が変わることもありますが、その場合でも連絡することで条件を変更して再度探してもらることができます(自分自身で転職先に求める条件がはっきりしており、相談する必要がない方は転職サイト内の求人情報を閲覧するだけでもOK)。
また、気になる職場が見つかった場合には自分で直接聞きづらい質問(残業時間や教育体制など)でも転職サイトの担当者が代行して職場に聞いてもらえるので安心です。

④ 働きたい職場が見つかったら応募する

いよいよあなたが働きたいと思える職場が見つかったら応募します。
職場への見学日や面接日の設定などもサポートしてもらうことができます。

理学療法士に人気の高い転職サイトBest3

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身体に負担が少ない職場を探すためには、数多くの求人数を保有して選択肢が多く、かつ各職場に確認をしっかり取ってくれるなどサポート体制が充実している転職サイトを複数利用することが大切です。
下記の転職サイトは求人数・サポート体制ともに充実しているため、より理想的な職場を探したい場合はぜひ利用しておきたい転職サイトとなっています。

1位.PT・OT・STワーカー

ptotstworker

PT・OT・STワーカーは、理学療法士の公開求人数No.1を誇る転職サイトです。
2万件以上もの求人数を取りそろえているため、数多くの求人の中からあなたにぴったりの転職先を探すことができます。

年収500万円以上や年休130日以上など優良求人も多く、利用者満足度が非常に高い人気の転職サイトとなっています。
また、履歴書の書き方や面接での対応に不安がある方は何度でもアドバイスを受けられるなどサポート体制も充実しています。

総合評価公開求人数対象年代
4.8/5.0 20,436件 20~50代
面接対策履歴書対策条件交渉

2024年4月現在

こんな理学療法士さんにおすすめ!
・多くの求人の中から転職先を選びたい
・利用者満足度の高いサイトを利用したい
・求人情報や面接対策などしっかり教えてもらいたい

2位.PT/OT人材バンク

ptotjinzaibank

PT/OT人材バンクは、2008年から運営を開始しており、年間1.1万人が利用するリハビリ分野に特化した転職サイトです。
新着の求人情報が入り次第、小まめに連絡してもらえるなどサポート体制が特に充実しているのが特徴です。

そのため、はじめての転職でサポートをしっかり受けたい方には特におすすめとなっています。
また、デイサービスやデイケアなどの通所分野の転職案件を多く保有しているため、通所分野に転職希望の方はぜひ利用したい転職サイトといえます。

総合評価公開求人数対象年代
4.7/5.0 17,453件20~50代
面接対策履歴書対策条件交渉

2024年4月現在

こんな理学療法士さんにおすすめ!
・長い運営実績の転職サイトを利用したい
・新着情報をこまめに連絡して欲しい
・通所分野への転職を検討している

3位.マイナビコメディカル

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マイナビコメディカルは、転職業界大手・マイナビが運営しており、豊富な転職ノウハウを基に最適なアドバイスをもらうことができます。
関東に4ヶ所、東海・関西に各2ヶ所、北海道・中国地方に各1ヶ所の支社があり、全国の幅広い情報を収集しているため、転職先の細かな情報まで知りたい方、地方への転職を検討している方にもおすすめできる転職サイトです。

また、分野別の求人数において病院や施設、訪問リハビリ分野の転職先が多い点が特徴となっています。
上記のPT・OT・STワーカー、PT/OT人材バンクと合せて利用することで大半の理学療法士の求人が把握できるため、3つの転職サイトを併用して利用することをおすすめします。

総合評価公開求人数対象年代
4.7/5.0 13,169件20~50代
面接対策履歴書対策条件交渉

2024年4月現在

こんな理学療法士さんにおすすめ!
・転職ノウハウが豊富な所を利用したい
・細かな情報まで教えてもらいたい
・地方への転職を検討している