理学療法士の都道府県別の給料・年収ランキング

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● 各都道府県の平均年収が気になる!
● 理学療法士は他の職種と比較して給料が多いの?少ないの?

このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、理学療法士の都道府県別の平均年収や他の職種との給料の差を紹介します。

*本記事内の平均年収は厚生労働省が公表している「令和2年賃金構造基本統計調査」を基に算出しています

理学療法士の都道府県別の平均年収

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上記の結果をみると、理学療法士の平均年収である418.9万円を超えたのは18府県でした。
次に都道府県別の平均年収ランキングについて紹介します。

理学療法士の都道府県別の平均年収ランキング

順位都道府県名平均年収
1位富山県510.9 万円
2位神奈川県487.8 万円
3位青森県487.2 万円
4位栃木県457.4 万円
5位茨城県451.5 万円
6位和歌山県449.6 万円
7位滋賀県441.0 万円
8位愛知県439.1 万円
9位徳島県437.2 万円
10位埼玉県436.6 万円
11位福井県434.5 万円
12位岡山県431.0 万円
13位石川県430.9 万円
14位香川県429.3 万円
15位島根県429.0 万円
16位広島県428.2 万円
17位大阪府428.2 万円
18位京都府423.7 万円
19位秋田県417.7 万円
20位山梨県416.1 万円
21位長崎県415.7 万円
22位山口県415.0 万円
23位佐賀県413.8 万円
24位千葉県411.6 万円
25位北海道411.2 万円
26位福岡県410.4 万円
27位宮城県410.2 万円
28位三重県409.6 万円
29位東京都408.9 万円
30位奈良県408.5 万円
31位静岡県407.1 万円
32位兵庫県404.9 万円
33位山形県404.7 万円
34位長野県402.5 万円
35位新潟県401.6 万円
36位高知県398.1 万円
37位大分県397.8 万円
38位鳥取県397.5 万円
39位鹿児島県396.2 万円
40位岩手県395.9 万円
41位岐阜県394.4 万円
42位愛媛県394.3 万円
43位群馬県386.4 万円
44位沖縄県385.2 万円
45位宮崎県385.1 万円
46位福島県370.9 万円
47位熊本県369.1 万円

都道府県別の平均年収をみると、最も高い県は富山県、最下位は熊本県という結果でした。
その差は141.7万円となっており、働く地域によって給料に大きな差があることが分かります。

また、関東・北陸・関西・中国地方は比較的平均年収が高い県が多いですが、北海道・東北・東海・九州地方は平均年収が低い県が多い傾向にあり、特に九州地方は全ての県が理学療法士の平均年収以下と年収が低い結果でした。
それでは、各都道府県の理学療法士とその他の職種の年収を比較して紹介していきます。

地域別の理学療法士・他職種の平均年収

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北海道・東北地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
北海道411.2 万円 423.2 万円
青森県487.1 万円 366.8 万円
岩手県395.9 万円 379.3 万円
宮城県410.2 万円 445.9 万円
秋田県417.7 万円 375.8 万円
山形県404.7 万円 386.8 万円
福島県370.9 万円 412.6 万円

北海道・東北地方7道県の理学療法士の平均年収をみると青森県のみ全国平均である418.9万円を超えていますが、それ以外の6道県は下回っています。
全国的にみても北海道・東北地方は平均年収が低い傾向にあり、年収をアップさせるためには給与の高い職場をじっくりと選ぶ必要があります。

また、全職種の平均年収と比較すると県によっては理学療法士の年収の方が高い、もしくはさほど差はない傾向にあり、理学療法士は年収が低い職種ではないことが分かります。
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関東地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
東京都408.9 万円 595.2 万円
神奈川県487.7 万円 536.9 万円
千葉県411.6 万円 475.6 万円
埼玉県436.5 万円 466.5 万円
茨城県451.5 万円 482.7 万円
栃木県457.4 万円 457.0 万円
群馬県386.4 万円 456.6 万円

関東地方7都県の理学療法士の平均年収をみると神奈川県や茨城県、栃木県は理学療法士の全国平均年収である418.9万円を大きく超える高い年収を得ていることが分かりました。
しかし、意外にも東京都は平均年収を下回る408.9万円となっており、学校が多いことで新卒者の応募が多いことが東京都内の平均年収の低下につながっている可能性が見受けられます。

また、全職種の平均年収と比較するとほぼすべての都県で理学療法士の年収は低く、物価の高い関東地方で余裕を持った生活をするためには高年収が得られる職場を選択する必要があります。
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甲信越・北陸地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
新潟県401.6 万円 398.1 万円
富山県510.8 万円 458.5 万円
石川県430.9 万円 451.0 万円
福井県434.4 万円 434.0 万円
山梨県416.1 万円 462.0 万円
長野県402.5 万円 447.5 万円

甲信越・北陸地方6県の理学療法士の各平均年収をみると北陸3県(富山県・石川県・福井県)はいずれも理学療法士の平均年収である418.9万円を超えており、さらに富山県は全国1位の高年収となっています。
しかし、新潟県や山梨県、長野県はいずれも全国の平均年収を下回っており、甲信越地方と北陸地方では年収に大きく差がある状態といえます。

また、理学療法士と全職種の平均年収を比較すると北陸地方はさほど差は少ないものの、甲信越地方では理学療法士の平均年収は全職種より大きく下回る結果となっています。
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東海地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
岐阜県394.4 万円 454.9 万円
静岡県407.1 万円 465.1 万円
愛知県439.0 万円 513.2 万円
三重県409.6 万円 475.5 万円

東海地方4県の理学療法士の平均年収をみると愛知県のみ理学療法士の平均年収である418.9万円を超えていますが、それ以外の県は下回っています。
他の地域と比べると東海地方は各県の間に年収の差がさほど出にくいのが特徴といえます。

また、全職種の平均年収と比較すると4県ともに約50~70万円の差があるため、他の職種と比べると理学療法士は年収は低い職種となっています。
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関西地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
滋賀県440.9 万円 486.2 万円
京都府423.6 万円 490.0 万円
大阪府428.2 万円 504.3 万円
兵庫県404.9 万円 484.8 万円
奈良県408.5 万円 461.0 万円
和歌山県449.6 万円 434.7 万円

関西地方6府県の理学療法士の平均年収をみると、多くの府県が理学療法士の全国平均年収である418.9万円を超える年収を得ていることが分かりました。
そのため、関西地方は全国的にみても給与水準が高いエリアであるといえます。

しかし、全職種の平均年収と比較するとほぼすべての府県で理学療法士の年収は低く、物価の高い関西地方で余裕を持った生活をするためには高年収が得られる職場を選択する必要があります。
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中国地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
鳥取県397.5 万円 401.4 万円
島根県429.0 万円 401.0 万円
岡山県430.9 万円 442.1 万円
広島県428.2 万円 466.8 万円
山口県415.0 万円 453.6 万円

中国地方5県の理学療法士の平均年収は、いずれの県も理学療法士の全国平均年収である418.9万円と比べても差が少ないです。
そして、中国地方内での平均年収を比較しても地域差は最大で約30万円となっており、平均年収において地域差が少ないエリアとなっています。

しかし、全職種の平均年収と比べると多くの県で理学療法士の年収が低く、高い給与を得たい場合にはじっくりと職場を選ぶ必要があります。
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四国地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
徳島県437.2 万円 423.6 万円
香川県429.2 万円 441.9 万円
愛媛県394.3 万円 408.2 万円
高知県398.1 万円 392.2 万円

四国地方4県の理学療法士の平均年収をみると、徳島県・香川県は理学療法士の全国平均年収である418.9万円を超えています。
しかし、愛媛県・高知県は全国平均年収を下回っており、地域内で給与差が生じやすいエリアとなっています。

ただし、いずれの県においても理学療法士の平均年収は全職種の平均年収と比べてさほど差がない点は特徴といえます。
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九州・沖縄地方編

都道府県名理学療法士の
平均年収
全職種の
平均年収
福岡県410.4 万円 443.5 万円
佐賀県413.8 万円 397.3 万円
長崎県415.7 万円 395.5 万円
熊本県369.1 万円 410.6 万円
大分県397.8 万円 404.9 万円
宮崎県385.1 万円 384.0 万円
鹿児島県396.2 万円 397.9 万円
沖縄県385.2 万円374.0 万円

九州・沖縄地方8県の理学療法士の平均年収をみると、すべての県において理学療法士の全国平均年収である418.9万円を下回っていることが分かります。
47都道府県を比較しても九州地方は下位となっている県が多く、全体的に給与が少ないエリアとなっています。

また、多くの県において全職種の平均年収と比べてもやや低い傾向にあり、給与を上げるためには職場選びが重要といえます。
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理学療法士の都道府県別の平均年収まとめ

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本記事では各都道府県の理学療法士・他職種の平均年収について紹介しました。
平均年収1位の富山県と最下位の熊本県の間には141.7万円もの年収差があり、さらに他職種と比べると年収が低い都道府県が多いという結果でした。

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