2年目理学療法士・作業療法士の転職はNG?失敗しない職場探し4つのポイント

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1年間頑張って働き続けてきたけど、今の職場は自分に合っていない気がするから辞めたい。
でも、2年目で転職って大丈夫かな・・・。

そのようなことでお悩みではありませんか?

  人間関係が良くない
  仕事量が多すぎる
  やりがいが少ない
  他の分野に興味が出てきた

など、このまま今の職場で働いていても辛いだけ!と2年目で転職を考える方は少なくありません。

しかし、誰に相談して良いのかも分からず、2年目で辞めるのは良くないのではないか、職場を変えてもまた失敗したらどうしよう・・・。と毎日のように悩みながら仕事をしている方が大半だと思います。

結論から言うと、1年以上働いた経験があるため、今より理想的な転職先を見つけることは十分可能です。ただし、中には転職で失敗してまたしても職場内で悩んでしまう方がいるのも事実です。

そこで本記事では、理学療法士・作業療法士が2年目で転職するメリットやデメリット、失敗しない職場探しのポイントについて詳しく紹介します。

目次

2年目で転職する方は意外と多い

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厚生労働省の調査報告「産業別離職状況」によると、2年目までに離職する割合は医療従事者全体で27.0%にものぼると報告されています。

つまり、2年目までに4人に1人は退職を経験していることになり、2年目で転職するのはさほど珍しいことではないといえます。

ちまたでは、就職したら3年は働くべきなんて言われますが、むしろ自分に合わない職場で無理に働いてやる気がなくなったり、成長できなかったり、最悪体調を崩すくらいなら次の職場でやり直した方が何倍も自分のためになります。

実際に2年目で転職して大幅に給料が上がった、自分のやりたい分野で仕事ができている、早く帰れてプライベートの時間を楽しめるようになったという方も多く、自分に合わない職場であるにも関わらず頑張って働き続けないといけないと思う必要はないのです。

2年目で退職・転職する理由

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2年目の理学療法士・作業療法士が転職する理由は様々ですが、新人の頃とは少し違う理由となっており、主な理由は下記の5つに分けられます。

● 人間関係が良くない
● 向いていないと思う
● 他の分野への興味が強くなった
● 勤務体系が自分に合わない
● 給料が少ない

1年間働いてきたからこそ自分が目指したい働き方が少しずつ明確になり、理想と現実の大きなギャップから退職・転職を考える方が多いといえます。

それでは、それぞれの退職・転職理由について詳しくみてきましょう。

人間関係が良くない

2年目の退職を考える理由の上位に入ってくるのが人間関係の問題です。そして、その中でも上司や先輩の指導が厳しいこと、陰口を言われていることが苦痛で退職に至る方が多くを占めます。

特に指導が厳しいことに関しては、1年目の頃はまだ入職したばかりで自分が成長しないといけない、教えてもらったり、フォローしてもらったりしているのだから頑張らなくてはいけないと思ってきたかもしれません。しかし、ある程度成長したにも関わらず2年目になっても大きく現状が変わらないと精神的にもかなりの辛いと感じて退職に至る方は少なくありません。

また、その他にも同僚との人間関係になじめない、同年代のスタッフが少ない少人数職場で気軽に話せる人が少なく昼休みが憂鬱などの人間関係に悩む方が多いのも事実です。

人間関係はすぐに改善するものではなく、今後もずっと続くことが想像できるため、2年目の退職を考えるきっかけにつながっているといえます。

向いていないと思う

1年間がむしゃらに頑張ってきたからこそ湧いてくるのが自分はリハビリの仕事に向いていないのではないかという思いです。

理学療法士・作業療法士の仕事は評価・治療はもちろん、マネジメント、多職種連携、家族指導など多岐に渡ります。1年程度働くことで形にはなりますが、本人・家族が求める希望を達成するにはまだまだ経験が足りません。

そのため、経験が少ないのであれば悩んで当然ですが、気軽に相談ができる先輩や同僚に恵まれていないと毎日のように悩んでしまい自分は向いていないと思ってしまう方も少なくありません。

最悪、職場のフォロー体制の不足によりリハビリの仕事自体を辞めてしまう方もいるため、フォローが不十分な環境にいるのであれば手を差し伸べてくれるような環境の職場に転職することが賢明な判断です。

他の分野への興味が強くなった

たとえば総合病院で働く中で整形疾患に特化して関わりたくなったなど、自分の興味がある疾患や手技が見つかってくるのは2年目頃です。

関わりたくなった分野が明確になってきたことによる転職は前向きな理由であり、さらに今の職場でその分野を主に関わることができないのであれば、転職先の受け入れも良いため採用されやすいです。

勤務体系が自分に合わない

残業時間や土日祝日出勤が多い、有給消化率が低いなどプライベートの時間が作りにくい勤務体系となっていることに、1年以上働くことで目が向くようになり、徐々にそれが不満になるケースも少なくありません。

さらに、それに加えて毎日の取得単位数や介入人数が多く、2年目になっても業務時間外に症例報告や勉強会の資料作りを言い渡され、どんどん疲弊することに・・・。

残業時間が少なく、有給がしっかり使えて年間休日数が多い職場を探すことはさほど難しくありません。

成長に繋がる、給料が高い職場であればプライベートの時間を削ってでも頑張れますが、特にそうではない場合は、より良い環境を目指して2年目のタイミングで退職する方が多いようです。

給料が少ない

1年間働いたから身に染みて重要性に気付くのが労働の対価としてもらえる給料です。

しかし、激務を頑張って働いているにも関わらず毎月の給料が少なく、さらに残業しても残業代が付けにくいために、業務量に対して年収が低い職場も少なくありません。

また、多くの職場は昇給額を公開していますので今後の年収についても把握でき、少ない場合には車を買いたい、結婚したいなどの明るい将来設計も音を立てて崩れるなんてことも・・・。

世の中にはやりがいが持ちながら、さらに同じ業務量を行っているにも関わらず、あなたよりも高い給料を手にしている方がいます。そのため、働きやすくて給料が高い職場を目指して退職する方は少なくないのです。

その他

主な理由は上記の通りですが、それに加えて職場の遠さなどが後押しとなり退職を決意する方が多いようです。

このように2年目で退職する理由をみると、自分だけでは変えられない職場の問題が多く含まれていることが分かります。

1~3年目の働き方は今後の理学療法士・作業療法士人生に大きく関わる大事な期間です。経験年数が浅い内に、やりがいを持って働けるかによって今後のあなたのスキルや人との関わり方、プライベートを含めた人生の満足度が大きく変わります。

今の職場に大きな不満があり、納得して働けていないのであれば我慢せずに転職するのも良い選択といえます。

2年目での転職は十分可能

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しかし、多くの方はいざ転職を決意して2年目で辞めても再就職先は見つかるかについて不安を抱くと思いますが、その点はさほど気にする必要はありません。

その理由は、採用する側としては2年目の理学療法士・作業療法士は1年以上リハビリ業界で働いた経験があるため1から教える必要がなく戦力として見てもらうことができ、さらに前の職場も長すぎないので考えが柔軟なため雇いやすいからです。

理学療法士・作業療法士が年々急増しているといえ、完全に人手が充足したわけではありませんから、転職先を探すことは十分可能といえます。

本当に2年目で転職すべきか考えよう

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前述の通り、2年目でも良い転職先を見つけることは十分可能です。しかし、スキル不足によって指導されている、向いていないと感じるのであれば、職場を変えても現状が大きく変わることはありません。

むしろ、指導もされずに経験年数だけが高くなると将来的に患者・利用者さんだけでなく同僚からも信頼されない理学療法士・作業療法士になってしまいます。

そのようにならないためにも、スキルアップのために文献を読んだり、院外研修に参加してまずは自己研鑽を行うことが重要です。最近はオンラインでの研修が急増していますので、自宅でゆっくり視聴しながら勉強することも可能です。

逆に自分では変えることができない職場内の人間関係、給料、勤務体系などで悩んでいる場合、特に下記の場合は転職を視野に入れても良いと思います。

● 人間関係が辛く、精神的に潰れてしまいそう
● 自分の関わりたい分野に関われない
● 給料、勤務体系にとても不満がある

精神的に辛すぎる、自分の明るい未来がみえない職場はたとえ2年目であったとしても転職しても問題ありません。

ただし、2年目で転職する難しさやデメリットもありますので、以下の転職するデメリット、メリットについて把握した上で転職すべきか判断しましょう。

2年目理学療法士・作業療法士が転職をするデメリット

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2年目で転職するデメリットは主に4つあります。

● その後のキャリアに影響する
● 辞め癖がつく可能性がある
● 2年目での転職は難易度が低いわけではない
● 即戦力として見なされる

これらについて把握せずに辞めたい気持ちに任せて転職してしまうと後悔することになります。

そのため、それぞれ具体的になぜデメリットになるのか、その対策について確認していきましょう。

その後のキャリアに影響する

1度目の転職は職場環境などの要因により、仕方ない面もあると理解してもらいやすいです。

しかし、2年少々で辞めることが2度続くと、その次の転職では優良な職場であればあるほど採用されにくくなります。

そのため、次の転職先に求めることを明確にして、色んな職場をしっかりと比較した上で決める必要があります。

あなたが心から納得し、5年以上は働けそうだと思える職場を探しましょう。

デメリット解決のポイント
● 5年以上は働きたいと思える職場を探す

辞め癖がつく可能性がある

転職経験者は未経験者に比べて転職回数が多いです。

その理由は、転職を経験したことがない時には、できれば転職なんてしない方がいい、長く続けるべきだと思う方が多いです。

しかし、逆に全員ではありませんが、1度転職してしまうと転職に対して抵抗が少なくなることから、嫌なことがあると転職を考えてしまう辞め癖がついてしまう方がいるのも事実です。

職場環境に原因があったとしても、あらためて自分には非がないのか、何か変えられることは無いのかを振り返った上で、本当に転職するべきであるのかを判断しましょう。

デメリット解決のポイント
● 本当に辞めるべきか客観的に振り返る

2年目での転職は難易度が低いわけではない

上で2年目での転職は1年以上のリハビリ業界で働いた経験があるため、可能であるとお伝えしました。

たしかに転職自体は行えますが、それでも転職先としては2年目で辞めた理由や、また1~2年で辞めるのではないかと気にするのも事実です。
そのため、就職希望者が多いような優良な職場であればある程、退職に至った理由次第では採用されにくい可能性が高くなることは否めません。

この職場側の不安を払拭するためには、転職先が納得できる理由にて回答する必要があります。

仕事が辛い、業務が合わなかったなど、あなたの考え方や仕事に対する姿勢が悪いのではないかと思われる回答は避けましょう。

● 今の職場では関われない分野の経験を積みたい
● 学会発表や資格習得に積極的な貴院(または貴施設)で働きたい

このように今の職場では行えない、極力前向きな理由を伝えることが大切です。

もちろん前向きな理由が転職のすべてではないと思います。今の職場の人間関係の悪さや業務量の多さがあったとしてもオブラートに包みながらあくまで自分にも非があったかも知れないと伝えるのがベターです。

例えば、残業時間が長すぎるのが苦痛で辞めた場合には、その残業時間は客観的にみてあなたの働き方の問題なのか職場のシステム的な問題なのか、残業を減らすために自分なりにどのような工夫をしたのか、上司には報告や相談はしたのかなど事実と自分なりの行動をしっかりと伝えましょう。

自分なりの行動が伴っていれば採用に不利にはならず、むしろ改善に向けた行動を自発的に行える人材は貴重なためプラスに受け取ってもらえます。

デメリット解決のポイント
● 2年目で辞めた明確な理由があるか振り返る
● 問題解決に向けて取り組んだ内容を面接時に伝える

即戦力として見なされる

2年目はある程度の経験があることから即戦力として見なされ、放置される職場もあります。

今まで働いてきた分野と似ている場合であればさほど気にする必要はありませんが、病院勤務からクリニックに転職するなど全く違う分野、介入中は完全に1人となる訪問リハビリ分野では入職直後は戸惑うことが多いです。

2年目と言えど、ある程度のフォローが得られる職場を見つけないと自分の成長、精神的にもマイナスの転職となりかねません。

職場選びの際は、2年目で入職した場合でも教育・フォローが得られるのかを確認することが重要といえます。

デメリット解決のポイント
● 教育・フォロー体制が整った職場を探す

2年目理学療法士・作業療法士が転職をするメリット

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これまで1年目で転職するデメリットについて紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。

・吸収力豊かな時間を大切にできる
・1年目よりも採用されやすい
・失敗を基によりよい職場を探せる

それでは、これら主に3つメリットについて詳しく確認していきましょう。

吸収力豊かな時間を大切にできる

1~3年目の働き方で将来の自分が作られると言っても過言ではありません。

経験年数が高くなればなるほど、理学療法士・作業療法士としてのリハビリへの考え方や同僚や患者さんへの接し方がどんどん固まっていきます。

あなたに質問です。

 今の職場にはセラピスト、そして人として尊敬できる先輩や同僚はいますか?
 やりがいを持って関われる分野ですか?
 業務負担度に対して得られる知識やスキル、給料に満足できていますか?

もしも、答えがNoばかりであなた自身が辛いと感じているのであれば転職することをおすすめします。今の職場よりYesと答えられる職場を見つけることは十分可能です。

一歩踏み出すだけで2年目という吸収力豊かな時間を有意義に過ごすことが可能になることは大きなメリットです。

1年目よりも採用されやすい

1年以上働いたことで理学療法士・作業療法士としての一連の業務やある程度の知識やスキルが身についているため、1年目で辞めるよりも採用されやすいです。

新卒で採用を予定していた入職予定者が国家試験に落ちた場合や中途時期の離職者が出た場合などは多くの職場がすぐにでも人員を補充したいと思っているため、学生時代には中々就職できないような優良な職場でもすんなり採用されるケースもあります。

失敗を基によりよい職場を探せる

最大のメリットとしては、1年以上働いたことで見えてきたあなたが理想とする職場像を明確にして次の転職先を探すことができる点です。

あなたが求める職場像が明確になることで、興味のある分野や人間関係、給料、立地など学生時代よりも幅広い視点で職場探しを行うことができます。

それによって、あなたが本当に思い描く理学療法士・作業療法士としての働き方が実現できる職場に就職することができます。

2年目の転職で失敗しないための4つのポイント

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ここまで2年目で転職するデメリット、そしてメリットを確認してきました。

デメリットも含めて把握した上で、それでも転職したいと思えた方は、以下の転職に失敗しないためのポイントを必ず押さえた転職活動を行っていきましょう。

● フォローが得られる職場を選ぶ
● あなたが転職先に求めている条件を明確にする
● 転職先は焦らずじっくり決める
● 1人で決めずに必ず相談する

それでは、これら4つのポイントについて詳しく説明していきます。

フォローが得られる職場を選ぶ

2年目と言えどもまだまだ教育体制、相談が気軽にできるフォロー体制が整った職場を選ぶことが大切です。

転職の失敗事例として給料が高い少人数職場に転職して年収は上がったものの、一人で悩み自己流で解決しているため成長している実感がなく、結局また転職することになった事例もあります。

新卒とは違い、育てるというよりも即戦力として扱われてしまうことがあるため、フォロー体制が整っているかは必ず確認しましょう。

あなたが転職先に求めている条件を明確にする

転職で失敗しないためには、上でお伝えしたフォローが得られるかは必ず押さえた上で、次の職場には何を望んで転職しようとしているのかを明確にする必要があります。

そのためには、今の職場では何を問題に感じ、何を改善したいのか明らかにするために紙に書き出してみることをおすすめします。

そして、残念ながらあなたの希望するすべての条件を満たす職場はほぼありませんので、その中で絶対に外せない条件、あれば嬉しいけどなくても我慢できる条件など優先順位を付けていきましょう。転職先に求める条件は職場探しをする中で徐々にしっかりと付けられてくるため、まずはざっくり付けるだけでも問題ありません。

また、2度目の職場も短期間で辞めると再々就職が厳しくなることを考えると、スキルや知識が学べるか、勤務体系や給料に不満がないかといった理学療法士・作業療法士としての将来設計、プライベートとしての将来設計の両面に問題がないかを考慮しながら転職先に求める条件を考えていくことが重要です。

転職先は焦らずじっくり決める

あなたが転職先に求める条件や優先順位が明確になったら、あとは今の職場を辞めたい気持ちを押さえてじっくりと職場探しを行うことが重要です。

よい転職先の求人募集ははいきなり出て、すぐに就職希望者が現れるため消えてしまいます。求人が出るタイミングには波があるため、1ヶ月程度で慌てて探さず数ヶ月単位で探していくことが大切です。

仕事を辞めてから探すとついつい慌てて転職してしまうケースが多いです。気持ちに余裕を持って入念にリサーチするためにも、働きながら水面下で転職活動を行うことをおすすめします。

ただし、じっくりとは言いましたが、すでに退職している場合は働いていない期間が長くなれば長くなるほど採用に不利になる場合があるためご注意ください。

1人で抱え込まずに必ず相談する

ここまで読み進めた方は、きっと求める理想的な職場像、転職先のリサーチの仕方なんて分からないと感じた方が大半だと思います。

それは転職したことがないので当然です。まずは一人で抱え込まずに誰かに相談することから始めましょう。

相談を行う際は、相談相手は仲の良い同僚、信頼できる先輩であっても避ける方が無難です。

辞めたいと相談を受けたことを誰かに話してしまい、後々それが上司の耳に入って職場に居づらくなった事例は少なくありません。そして、何より2度目の失敗は絶対に避けたいのでリハビリの転職事情に詳しい方に相談することが重要になるためです。

2年目の転職を成功させるためには転職のプロに相談

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では、リハビリの転職事情に詳しい方とは誰かというと、それはリハビリ業界に特化した転職サイトです。

転職サイトとは、働きたいエリアなどあなたが求める条件を入力することで簡単に求人情報が収集できるサービスです。

完全無料で利用することができ、求人情報を閲覧するだけでなく、相談にものってくれるため、そもそもあなたが理想とする職場とは何なのか、どうやって転職先を探したら良いのかということも気軽に相談できます。

そのため、転職サイトは2年目の絶対に失敗できない転職をサポートしてくれる心強い味方といえます。

転職サイトの利用がおすすめな理由

こんな方は転職サイトを利用する価値があります。

● あなたが転職先に求めていることが分からない
● 希望する条件の求人情報を幅広く得たい
● 履歴書の作成時や面接時にサポートを受けたい

前述の通り、転職サイトは幅広い求人情報をネットで閲覧できるだけでなく、必要であれば電話であなたの求める希望条件を明確にしてくれたり、希望にそった求人が入った際には詳しい情報とともに連絡をもらえます。

そのため、各病院や施設の公式ホームページを一つ一つ閲覧して求人が出ているか、給料や教育体制はどうなっているかなどを調べる手間が省けます。

また、履歴書の作成時や面接時に前の職場を辞めた理由をマイナスにしか伝えられない、自分のアピールポイントが分からないと悩んでしまった場合にはサポートを受けることができます。

地域にもよりますが、転職先の面接がどうしても自信がない方は同行してくれるので安心して臨むことができます。

転職サイトのココ!がメリット
● 条件を入力するだけで簡単に求人情報が収集できる
● 候補となる職場が絞れたらその職場について詳しく説明を受けられる
● 不足した情報があれば直接職場に問い合わせてもらえる
● 転職先選びに迷った時にはアドバイスを受けることができる
● 履歴書作成時、面接時にサポートを受けられる

転職サイトは登録・利用ともに完全無料

転職サイトは登録後に利用していく流れですが、登録・利用ともに完全無料です。

その理由は、転職サイトは求人をいただいている病院や施設などから料金をもらっているからです。そのため、利用者には1円も請求しませんので、気軽に利用することができます。

これだけ手軽に幅広い求人情報が手に入り、何度サポートを受けても無料なので転職時に活用することが最近では主流となってきています。

転職サイトのデメリット

一応、転職サイトにもデメリットがありますので把握しておきましょう。

デメリットとしては、転職サイトは有名所だけでも10種類くらいありますが、サイトごとに求人数が異なること、すべての職場のことを完全に把握できているわけではないこと、担当者との相性が合わないことがあるなどが挙げられます。

ただし、これらのデメリットに関しては、3ヶ所くらいの転職サイトに登録し、公開されている求人を閲覧したり、直接電話で話を聞くことでかたよりなく情報収集ができ、より好条件の転職先を見つけることができます。

ちなみに下記の3ヶ所のサイトは、求人件数が多く、サポート体制が充実している完全無料の人気が高いおすすめサイトとなっています。

全国的に多くの求人を保有する人気の転職サイトBest3

1.PT・OT・STワーカー

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『PT・OT・STワーカー』は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の公開求人数No.1を誇る転職サイトです。
3.9万件以上もの求人数を取りそろえているため、数多くの求人の中からあなたにぴったりの転職先を探すことができます。

年収500万円以上や年休130日以上など優良求人も多く、利用者満足度が非常に高い人気の転職サイトとなっています。
また、履歴書の書き方や面接での対応に不安がある方は何度でもアドバイスを受けられるなどサポート体制も充実しています。

こんな方におすすめ!
・多くの求人の中から転職先を選びたい
・利用者満足度の高いサイトを利用したい
・求人情報や面接対策などしっかり教えてもらいたい

2.マイナビコメディカル

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『マイナビコメディカル』は、転職業界大手・マイナビが運営しており、豊富な転職ノウハウを基に最適なアドバイスをもらうことができます。
また、関東に4ヶ所、東海・関西に各2ヶ所、北海道・中国地方に各1ヶ所の支社があり、全国の幅広い情報を収集しています。

そのため、はじめての転職でサポートをしっかり受けたい方、転職先の細かな情報まで知りたい方、地方への転職を検討している方にもおすすめできる転職サイトです。
分野別の求人数に関しては、病院や施設、訪問リハビリ分野の転職先が多い点が特徴となっています。

こんな方におすすめ!
・はじめての転職でサポートを受けたい
・細かな情報まで教えてもらいたい
・地方への転職を検討している

3.PT/OT人材バンク

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『PT/OT人材バンク』は、2008年から運営を開始しており、年間1.1万人が利用するリハビリ分野に特化した転職サイトです。
新着の求人情報が入り次第、小まめに連絡してもらえるなどサポート体制が特に充実しているのが特徴です。

デイサービスやデイケアなどの通所分野の転職案件を多く保有しているため、通所分野に転職希望の方はぜひ利用したい転職サイトとなっています。
上記のPT・OT・STワーカー、マイナビコメディカルと合せて利用することで大半のリハビリ職の求人を把握できるため、3つの転職サイトを併用して利用することをおすすめします。

こんな方におすすめ!
・長い運営実績の転職サイトを利用したい
・新着情報をこまめに連絡して欲しい
・通所分野への転職を検討している

転職サイトの登録から転職までの流れ

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きっと、転職サイトを利用することがはじめてという方が多いと思います。

そこで、簡単に登録から転職までの流れについて紹介していきます。

① 利用登録をする

まずは、上で紹介した利用者満足度が高い転職サイトの利用登録画面にて、電話番号やメールアドレス、転職先に求める条件などを5分程度で入力できる簡単な情報を入力します。

希望条件が漠然としている方はとりあえず思いつくことを入力する程度で現時点では問題ありません。

比較などを重ねて自分が働きたいと納得できる転職先を見つけるには数ヶ月~半年かかることもあります。

少しでも転職を考えている場合は早めに登録しておくことをおすすめします。

② 初回のカウンセリングを受ける

登録当日~数日の間に転職サイトから電話があり、転職時期や現在の悩みなどを確認してもらえます。

カウンセリングというと気構えてしまいそうですが、転職サイトのスタッフは経験豊富な方が多く、色んな角度から今の悩みを聞き取ってくれますので質問に答える程度でも問題ありません。

このカウンセリングの中で自分だけでは気付けなかった悩みがはっきりしたり、誰にもいえなかった悩みが言えて肩の荷が下りて安心できたという方も少なくありません。

まずはあなたが抱えている今の悩みや希望を伝えてください。

③ 随時、相談・求人の紹介を受ける

初回もしくは数回のカウンセリングを基にあなたの転職先に求める条件を満たした求人を随時メールもしくは電話にて案内してもらえます。

気に入れば詳しく条件を聞いたり、ピンとこなければあらためて探してもらうことができます。

色んな求人を見る中で希望する条件が変わることもありますが、その場合でも連絡することで条件を変更して再度探してもらることができます(自分自身で転職先に求める条件がはっきりしており、相談する必要がない方は転職サイト内の求人情報を閲覧するだけでもOK)。

また、気になる職場が見つかった場合には自分で直接聞きづらい質問(残業時間や教育体制など)でも転職サイトの担当者が代行して職場に聞いてもらえるので安心です。

④ 働きたい職場が見つかったら応募する

いよいよあなたが働きたいと思える職場が見つかったら応募します。

職場への見学日や面接日の設定などもサポートしてもらうことができます。

まとめ

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ここまで、2年目の理学療法士・作業療法士の転職のメリット・デメリット、そして職場選びのポイントについて紹介しました。

転職するなら3年目以上からという決まりはありません。あなたが精神的に辛い、またはやりたいことができないような職場は無理して長く務めてもメリットは少ないです。

ただし、また同じような職場に転職しないためにも、あなたは何を求めているのかを明確にした上でじっくりと転職先を探すことが重要です。

リハビリ業界の転職事情に詳しい相談相手がいない、探し方が分からない方は、失敗しないためにも求人情報が豊富で相談にものってくれる利用者満足度が高い下記の3つの転職サイトを利用することをおすすめします。

【人気のおすすめ転職サイトBEST3】
No.1:PT・OT・STワーカー
求人数・サポート体制ともに良好!検索機能が充実しており使いやすさも◎
No.2:マイナビコメディカル
電話対応によるサポート体制が充実!PT・OT・STの非公開求人も多い
No.3:PT/OT人材バンク
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