老健に理学療法士・作業療法士が転職するメリット・デメリット|職場選びのポイント

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● 老健に転職する前にメリット・デメリットを把握したいけど、よく分からない。
● 働きやすい老健はどのように見つければ良いの?

このような悩み・疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
介護老人保健施設(老健)は、土日祝日は休みであることが多く、残業が少ないなど働きやすい勤務体系となっていることが多く、老健は人によってはとても働きやすい職場となっています。

しかし、老健は職場によっては昇給額が少ないことや、少人数職場であるがゆえに人間関係に悩みやすいことなどから、病院よりも離職率が高いのも事実です。そのため、職場選びに失敗すると後悔することになりかねません。
そこで本記事では、老健に転職したい理学療法士・作業療法士のために、老健での仕事内容や求められるスキル、老健に転職するメリット・デメリット、失敗しない職場探しのポイントなどについて紹介していきます。

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目次

介護老人保健施設(老健)の役割と仕事内容

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まずはじめに、老健の役割やリハビリ職としての仕事内容について紹介していきます。すでに把握できている方はこの章はスキップしていただいても構いません。
老健は要介護1以上の介護を必要とする高齢者に対して身体介護や生活援助、そして在宅復帰できるようにリハビリテーションを行う体制が整った入所施設です。

老健の役割は、あくまで在宅復帰することを前提としているため、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は利用者のニードにそった介入を行うことが求められています。
これら老健の役割を果たすために、リハビリ職はADL自立度の向上に向けた介入、福祉用具の選定、退所後の環境調整、家族指導、介護士など多職種との連携、ケアマネージャーなど後方支援者との連携など多岐に渡る仕事を行う必要があります。

介護老人保健施設(老健)で求められるスキル

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老健に入所されている方は慢性期であるため身体機能の改善が見込みにくく、認知機能が低下している方が多いため、在宅復帰を行うにあたって知識はもちろん高い介入技術も求められます。
また、老健のリハビリ時間は通常20~30分と短いため、短時間で的確に介入できるスキルも必要となります。

さらに、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士すべての職種が利用者の担当に付くわけではなく、そもそも3職種がそろっていない職場もあるため、たとえば理学療法士・作業療法士であっても嚥下の知識が必要であるなど、幅広く介入できる能力も求められます。
そのため、退所後の生活をイメージしながら短時間で的確に介入できる幅広いスキルを持ち合わせていないと老健の仕事は難しいといえます。ただし、回復期や訪問リハビリを経験している場合は比較的苦戦することなく転職直後から仕事を行える方が多いため、多少でも経験がある場合はさほど気負わなくても大丈夫です。

介護老人保健施設(老健)に転職するメリット

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新卒時には理学療法士・作業療法士ともに決して人気の高い就職先とはいえない老健ですが、実は転職先としては病院よりも人気が高い分野となっています。
その理由は主に下記5点のメリットがあり、働きやすさを感じる方が多いためです。

【老健に転職するメリット】
● 働きやすい環境が整っていることが多い
● 生活期の介入が好きな方に向いている
● 自分のペースで働くことができる
● 管理職になれる可能性がある
● 老健での経験を今後のキャリアアップにつなげることができる

メリット1:働きやすい環境が整っていることが多い

老健の最大のメリットともいえるのが働きやすい環境が整っていることです。
土日祝日は休みであることが多く、年末年始には連休を取ることもできます。中には年間休日数が130日を超える職場もあります。

また、業務時間が比較的固定的であるため残業が発生しにくいことから、定時で帰宅しやすい職場が多いです。
そのため、ワークライフバランスを保ちやすく、仕事と家庭生活を両立したい方には非常に働きやすい職場となっています。

メリット2:生活期の介入が好きな方に向いている

老健は機能練習よりも生活に即した介入が主になります。
そのため、生活に即した介入を行いたい方にとっては魅力的な分野であるといえます。

メリット3:自分のペースで働くことができる

老健は病院と比べると自立して働けるスタッフが多いため、後輩の育成や管理に多くの時間を取られることが少なく、勉強会の開催や学会発表などを暗に強要されることも少ないです。そのため、自分のペースで働きたい方にはメリットといえます。
逆に、勉強をしっかり行いたい方にとっては、職場によってはさほど教育体制が整っていない老健もあるため、職場選びの際には確認する必要があります。

メリット4:管理職になれる可能性が高い

あなたよりも経験年数が少ないスタッフが多い職場、もしくは新規に立ち上げを予定している職場では管理職になれる可能性が高いです。
そのため、これまでに長い職種経験がある方、管理職としての経験がある方に関しては老健に転職することで大幅な年収アップを目指せる可能性があります。

しかし、少人数職場であるがゆえに管理職の席が埋まっている場合はその方が退職しない限り管理職には中々なることができません。そのため、管理職を目指している場合は焦って転職を行わず、管理職候補者を探している職場、急な管理職の離職により急募をかけている職場が現れるのを待つことが重要です。
管理職の求人を探す方法に関しては「理学療法士・作業療法士が管理職募集の求人を探す最適な方法|転職で年収・やりがいアップさせるには」で詳しく解説しています。

メリット5:老健での経験を今後のキャリアアップにつなげることができる

管理職になりたいけど、まだまだ経験が浅い方に関しては、今回の転職では老健で働くスキルを学び、次の転職時に管理職を目指すという選択もできます。
また、管理職を目指さないとしても、老健での経験は病院生活・在宅生活とは異なる視点から理学療法士・作業療法士としての役割を学ぶことができるため、もしも病院・デイ・訪問リハビリなどに再度転職する際にも役立つ経験となります。

介護老人保健施設(老健)に転職するデメリット

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上記の通り、老健への転職は理学療法士・作業療法士にとって魅力的な面もありますが、冒頭でお伝えした通り、老健の離職率は病院よりも高いことも事実です。
老健の離職率が高い背景には様々な理由がありますが、主な理由は下記3点のデメリットがあるためです。そのため、老健への転職前には必ず把握しておく必要があります。

老健への転職時に注意したいデメリット
● 給料が少ない職場もある
● 知識が偏る可能性がある
● 人間関係が狭い

デメリット1:給料が少ない職場もある

老健の給料相場としては、経験年数にもよりますが年収350~500万円と職場によって大きく開きがあります。
中には550万円支給される職場もあるため、じっくりと職場選び、給料の交渉を行うことで高い年収を狙うことも十分可能です。

しかし、給料が少ない職場、特に一見よい給料に見えても昇給額が少ないために何年経ってもさほど給料が変わらない職場もあるため、職場選びの際には注意が必要です。
そのため、転職初年度の給料はもちろん、今後の昇給額も確認することが重要となります。

デメリット2:知識が偏る可能性がある

老健の利用者は、要介護1以上の現段階では在宅生活が困難なために入所が必要となっている慢性期の高齢者がほとんどであり、理学療法士・作業療法士として介入する対象者が限定的になりやすいため、得られる経験や知識に偏りが生じやすいといえます。
また、少人数職場である老健は、系統立てて教育が行われている職場は極めて少なく、勉強会も年に数回程度しか行っていない職場もあります。

そのため、介入に困った際には適宜、上司・先輩、多職種に相談することになりますが、相談しにくい職場環境である場合は自己流での勉強となりやすく、特に経験が浅い場合はさらに知識が偏る可能性があります。
これらのデメリットを解消するためには、転職前にデイサービスや訪問リハビリなど老健以外の業務も行っているかを調べること、教育体制もしくは相談しやすい環境であるかを確認することが失敗しない職場選びを行う上でのポイントとなります。

デメリット3:人間関係が狭い

老健は規模にもよりますが、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士合わせても3~6名程度と非常にスタッフ数が少ない職場です。そのため、在籍しているリハビリスタッフと年齢が大きく離れている、同性・同職種がいない、特に考え方が合わない場合は何気ない会話や相談も行いにくく、人間関係に悩むことになりかねません。
人間関係は退職理由に大きく関わるため、職場見学の際には案内してくれる後々上司になると思われる方の考え方を接する中で把握したり、少し難しいかもしれませんができる限りリハビリスタッフの方を紹介してもらい、自分の雰囲気に合いそうかなどを確認させてもらうことで転職後に人間関係に悩む確率を少しでも減らすことができます。

また、老健は介護士の主戦場と言っても過言ではありません。そのため、職場によっては介護士など他職種の発言力が強く、リハビリ職が肩身の狭い思いをしながら働いている職場もあります。
リハビリ職だけでなく多職種との関係性についても事前に確認を取っておくことが大切といえます。

転職に失敗しないための4つのポイント

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これまでデメリットでお伝えした通り、老健における理学療法士・作業療法士の仕事内容、少人数職場であるがゆえの職場選びの難しさがあります。
そのため、ここからは転職後に後悔しないために、確認すべき職場選びのポイントについて紹介します。

あなたが転職先に求めている条件を明確にする

まずはじめに転職に失敗しないためには、あなたが転職先に求める条件を明確にすることが大切です。たとえば、デメリットでもお伝えした通り、老健はスタッフ数が少ないことから教育体制が整っていない職場も少なくありません。
そのため、経験年数が不足している場合や老健で働いたことがなく不安な場合は、フォロー体制が整っているか、気軽に話せそうな同年代・同性のスタッフが在籍しているかなどを求める条件にしても良いと思います。

また、同じくデメリットで紹介した通り、老健は昇給額が少ない職場も少なくないため、これから長く働きたいと考えている場合は昇給額、そして管理職になりたい方は管理職手当も確認するなど長期的な目線も持ちながら求める条件を検討していくことが大切です。
数年後に希望がマッチせずに再度転職を行うことにならないためにも、短期的な目線だけでなく、長期的な目線で理学療法士・作業療法士としてのキャリアプラン、そして今後のあなたのライフプランも考えながら、まずは職場に求める条件をすべて書き出す作業を行うことが失敗しない転職の第一歩となります。

求める条件に優先順位を付ける

あなたが転職先に求める条件を書き出していくと、人によっては大量の希望を挙げる方もいるかと思います。
挙げること自体は全く問題ありませんが、残念ながら数多くの希望をすべて叶えられる職場は極めて少ないため、多すぎる場合は徐々に条件を絞り込む必要があります。

そのため、各希望に対して絶対に譲れない条件、できれば欲しいけどなくても許容できる条件、なくても納得できる条件とあなたの求める希望条件に優先度を付けましょう。
転職先をリサーチする中で新たに希望条件が増えたり、優先度の付け方(妥協具合)が徐々に明確になってきますので、初めはぼんやりとしていても構いません。

転職先は焦らずじっくりリサーチする

あなたが転職先に求める条件・優先順位がある程度決まれば、あとは今の職場を辞めたい気持ちを押さえてじっくりと職場探しを行うことが重要です。
職場探しを行う際には、なるべく数多くの求人票に目を通して老健ではどのくらいの給料が平均的なのかなどを把握していくことが大切です。その理由は、老健は病院やクリニックなど他の分野とは給料や休暇日数、スタッフ数、福利厚生の内容などが異なるため、まずは老健の平均的な相場がどの程度なのかを知ることで優先順位を付ける際に参考になるからです。

また、老健は少ない人員で業務を行っていることもあり、退職に伴い時期を問わずに急に求人が出されることが多いです。
よい求人も含めて老健の求人が出されるタイミングには波があるため、1ヶ月程度で慌てて探さずに数ヶ月単位といったある程度長い時間をかけて探すことが大切です。

1人で抱え込まずに必ず相談する

ここまで読み進めた方は、きっと自分自身が転職先に求めている希望、希望に対する優先度の付け方、転職先の探し方、よい求人か悪い求人かの判断の仕方なんて分からない・・・。と感じた方が大半だと思います。
それは転職したことがないから当然です。まずは一人で抱え込まずに誰かに相談することから始めましょう。

相談を行う際は、相談相手は仲の良い同級生や同僚であっても避ける方が無難です。特に同僚の場合は辞めたいと相談を受けたことを誰かに話してしまい、後々それが上司の耳に入って職場に居づらくなった事例は少なくありません。
また、老健は病院とは異なり少人数職場であることから内部の情報が回ってきにくく、良い職場であるかの判断が付きにくいという難しさもあるためです。そして、何より転職に失敗しないためには、リハビリの転職事情に詳しい方に相談することがベストといえます。

転職に失敗しないためには転職のプロに相談

では、リハビリの転職事情に詳しい方は誰かというと、それはリハビリ業界に特化した転職サイトです。
転職サイトとは、働きたいエリアなどあなたが求める条件を入力することで簡単に求人情報が収集できるサービスです。

完全無料で利用することができ、求人情報を閲覧するだけでなく、相談にものってくれるため、そもそもあなたが理想とする職場とは何なのか、どうやって転職先を探したら良いのかということも気軽に相談できます。
そのため、転職サイトは転職に失敗しないためにサポートしてくれる心強い味方といえます。

転職サイトの利用がおすすめな理由

こんな方は転職サイトを利用する価値があります。

● 希望する条件の求人情報を幅広く得たい
● 転職先に求める条件について相談したい
● 履歴書の添削や面接練習を受けたい
● 管理職などの高条件案件を知りたい

前述の通り、転職サイトは幅広い求人情報をネットで閲覧できるだけでなく、必要であれば電話であなたの求める希望条件を明確にしてくれたり、希望にそった求人が入った際には詳しい情報とともに連絡をもらえます。
そのため、各施設の公式ホームページを一つ一つ閲覧して求人が出ているか、そして給料や勤務体系などについて調べるといった手間を省くことができます。

さらに、履歴書の作成時や面接時に前の職場を辞めた理由をマイナスにしか伝えられない、自分のアピールポイントが分からないと悩んでしまった場合には書き方や伝え方についてのサポートを受けることができます。
また、管理職の求人は一般の方が閲覧する各施設の公式ホームページには管理職が不在かのように思われてしまうことからほぼ掲載されません。そのため、管理職を目指している場合にはその旨を担当者に伝えることで管理職案件を教えてもらうことができるのもメリットといえます。

転職サイトは登録・利用ともに完全無料

転職サイトは登録後に利用していくことになりますが、登録料金・利用料金ともに完全無料となっているため、安心して活用することができます。
これだけ手軽に幅広い求人情報が手に入り、何度サポートを受けても無料なので転職時に活用することが最近では主流となってきています。

転職サイトのデメリット

一応、転職サイトにもデメリットがありますので把握しておきましょう。
デメリットとしては、転職サイトは有名所だけでも10種類くらいありますが、サイトごとに求人数が異なること、すべての職場のことを完全に把握できているわけではないこと、担当者との相性が合わないことがあるなどが挙げられます。

ただし、これらのデメリットに関しては、3ヶ所くらいの転職サイトに登録し、公開されている求人を閲覧したり、直接電話で話を聞くことでかたよりなく情報収集ができ、より好条件の転職先を見つけることができます。
ちなみに下記の3ヶ所のサイトは、求人件数が多く、サポート体制が充実している完全無料で利用することができる理学療法士・作業療法士に人気の高い転職サイトとなっています。

老健の求人に強い人気の転職サイトBest3

1位.PT・OT・STワーカー

ptotstworker

PT・OT・STワーカーは、介護施設の公開求人数が理学療法士は7千件以上、作業療法士は6千件以上と数ある転職サイトの中でも最多となっています。
そのため、老健に転職を考えている方は特に多くの求人の中から転職先を検討することができることから、おすすめの転職サイトとなっています。

また、PT・OT・STワーカーは年収500万円以上や年休130日以上など優良求人を多く保有しているため高条件の求人を見つけやすく、利用者満足度が高い人気の転職サイトとなっています。
履歴書の書き方や面接での対応に不安がある方は何度でもアドバイスを受けられるなどサポート体制も充実している点も人気の理由といえます。

【こんな方にオススメ!
・多くの求人の中から転職先を選びたい
・利用者満足度の高いサイトを利用したい
・求人情報や面接対策などしっかり教えてもらいたい

2位.マイナビコメディカル

mynavi-co-medical

マイナビコメディカルは、転職業界大手・マイナビが運営しており、豊富な転職ノウハウを基に最適なアドバイスをもらうことができます。
また、関東に4ヶ所、東海・関西に各2ヶ所、北海道・中国地方に各1ヶ所の支社があり、全国の幅広い情報を収集しています。

そのため、はじめての転職でサポートをしっかり受けたい方、転職先の細かな情報まで知りたい方、地方への転職を検討している方にもおすすめできる転職サイトです。
介護福祉施設の公開求人数は、理学療法士が6千件以上、作業療法士が5千件以上と上記のPT・OT・STワーカーに次ぐ多さとなっており、多くの求人から転職先を探すことができます。

こんな方にオススメ!】
・はじめての転職でサポートを受けたい
・細かな情報まで教えてもらいたい
・地方への転職を検討している

3位.PT/OT人材バンク

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PT/OT人材バンクは、2008年から運営を開始しており、年間1.1万人が利用するリハビリ分野に特化した転職サイトです。
幅広い年代の求人を取りそろえているため、経験年数・年齢を問わず利用でき、さらに新着の求人情報が入ると小まめに連絡してもらえるなどサポート体制も充実しています。

介護施設の公開求人数は、理学療法士・作業療法士ともに3千件以上と比較的多く保有しています。
そのため、上記のPT・OT・STワーカー、マイナビコメディカルと合せて利用することで大半の介護施設に関する求人が把握できるため、3つの転職サイトを併用して利用することをおすすめします。

こんな方にオススメ!】
・長い運営実績の転職サイトを利用したい
・新着情報をこまめに連絡して欲しい
・幅広い年代層向けの転職サイトを利用したい

転職サイトの登録から転職までの流れ

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きっと、転職サイトを利用することがはじめてという方が多いと思います。
そこで、簡単に登録から転職までの流れについて紹介していきます。

① 利用登録をする

まずは、上で紹介した利用者満足度が高い転職サイトの利用登録画面にて、電話番号やメールアドレス、転職先に求める条件などを5分程度で入力できる簡単な情報を入力します。
希望条件が漠然としている方はとりあえず思いつくことを入力する程度で現時点では問題ありません。

比較などを重ねて自分が働きたいと納得できる転職先を見つけるには数ヶ月~半年かかることもあります。
少しでも転職を考えている場合は早めに登録しておくことをおすすめします。

② 初回のカウンセリングを受ける

登録当日~数日の間に転職サイトから電話があり、転職時期や現在の悩みなどを確認してもらえます。
カウンセリングというと気構えてしまいそうですが、転職サイトのスタッフは経験豊富な方が多く、色んな角度から今の悩みを聞き取ってくれますので質問に答える程度でも問題ありません。

このカウンセリングの中で自分だけでは気付けなかった悩みがはっきりしたり、誰にもいえなかった悩みが言えて肩の荷が下りて安心できたという方も少なくありません。
まずはあなたが抱えている今の悩みや希望を伝えてください。

③ 随時、相談・求人の紹介を受ける

初回もしくは数回のカウンセリングを基にあなたの転職先に求める条件を満たした求人を随時メールもしくは電話にて案内してもらえます。
気に入れば詳しく条件を聞いたり、ピンとこなければあらためて探してもらうことができます。

色んな求人を見る中で希望する条件が変わることもありますが、その場合でも連絡することで条件を変更して再度探してもらることができます(自分自身で転職先に求める条件がはっきりしており、相談する必要がない方は転職サイト内の求人情報を閲覧するだけでもOK)。
また、気になる職場が見つかった場合には自分で直接聞きづらい質問(残業時間や昇給額など)でも転職サイトの担当者が代行して職場に聞いてもらえるので安心です。

④ 働きたい職場が見つかったら応募する

いよいよあなたが働きたいと思える職場が見つかったら応募します。
職場への見学日や面接日の設定などもサポートしてもらうことができます。

まとめ

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本記事では、理学療法士・作業療法士が老健に転職するメリットやデメリット、職場選びのポイントなどについて紹介しました。
老健は職場によっては勤務体系が安定しており、ワークライフバランスが保ちやすいことなどから、転職には人気の分野といえます。

しかし、老健の中には将来的な給料が少ない、成長しにくい、人間関係が良くないなどの大きなデメリットを抱えている職場もあります。
職場探しの方法がいまいち分からない方は、転職に失敗しないためにも老健の求人情報が豊富で利用満足度が高い下記3つの転職サイトを利用することをおすすめします。

【老健求人に強い人気の転職サイトBEST3】
No.1:PT・OT・STワーカー
求人数・サポート体制ともに良好!検索機能が充実しており使いやすさも◎
No.2:マイナビコメディカル
電話対応によるサポート体制が充実!PT・OT・STの非公開求人も多い
No.3:PT/OT人材バンク
良質な求人が多く、年間利用者数は約1.1万人!